PC庇に続いてPC床版の製品検査にも行ってきました。こちらの検査は栃木県真岡市の富士ピーエスさんです。床版というのは鉄骨の梁に架ける床のことで、今回は梁に現場でPC床版を引っ掛けて、その上にコンクリートを打設するので、ハーフPCとも呼ばれるものです。
こちらは工場全景。橋桁がメインの製品のようです。
こちらが実際に製作されたもの。今回は天井仕上げとして、このままPC床版が見えてきます。リブ付きで5mのスパンを飛ばします。
こちらが打設前の状態。断面形状に沿った鉄筋網のほかにワイヤーが仕込まれていますが、こちらが5メートルスパンを小梁なしで飛ばせる理由。
ワイヤーにあらかじめ引っ張り力をかけてコンクリートを打設します。プレテンションをかけることで長いスパンを小さな断面で飛ばすことを可能にしています。ロケットランチャーみたいなこちらの機械でワイヤーを引っ張ります。
テンションをかけるためにネジをジリジリと巻いて行くようです。
こちらの製品も大きな問題はありませんでした。秋以降に徐々に現場に納入されていきます。
本橋
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