今回のプロジェクトの鉄骨は2つのファブ(工場)で作られています。前回は小倉のKHファシリティさんに検査に伺いましたが、今回は富山県にある三東テクノスチールさんに検査に行ってきました。
Hグレードの鉄骨工場で整然と資材が並んでいます。技術力の高い工場は整理整頓もバッチリです。
こちらの工場の特徴は溶接ロボット。データ入力をしたら自動的に溶接してくれます。少しアームが揺れながら溶接がされるのは、人の手に近い感覚でしょうか。
例の如く、書類検査が終わった後には実際に使われる鉄骨の寸法を測ったり、歪みがないかを確認します。溶接部の超音波探傷検査も行い、製品として問題がないかを確認しました。
下の写真、斜めの柱がXY方向から貫入し、かつ梁がXY方向から接続する部分です。予め模型を作って検討されていた部分がいよいよ組まれているところですが、精度が出ずに工場でもかなり苦労をされているとのこと。ややこしい設計で申し訳ないところですが「こういう難しいことをやってこそ、うちの技術力が測れるんです」と社長の心強いお言葉。
9月中ばから建て方が始まります。楽しみです。
本橋
Comentarios