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​「3・11後の建築・都市」展

2012

敷地 : フランス・パリ
用途:展覧会​

共同設計:米田修平

パリ、マラケ建築大学で開催された、2011年3月11日に起こった東日本大震災の復興支援に関わる建築家の活動を紹介する展覧会の会場構成。
家具スケールから都市計画まで震災に際して建築家がどのような復興支援活動をしたかを網羅的に紹介している。床には白線で東北の海岸ラインが描かれ、プロ ジェクトのパネルを実際の位置と対応させることで、土地勘の無い来場者にも被災地の地理との対応の上でプロジェクトが理解できるように意図した。
また来場者が意図せずに往来し、海岸ラインが踏まれて徐々に消されることで、津波に因る海岸の壊滅的な被害、地図も描き換えるほどの地震であったことを暗示している。
併せて被災各地の多くの写真を壁に大きくスライドで流し、被災直後の状況に来場者が入り込めるようにすることで、建築家のプロジェクトの理解を促すことを意図している。

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